まことに小さな国が、 開化期をむかえようとしている。
国と、歴史そのものを俯瞰した、静かなトーンの語り口。 さ らに「まことに小さな」と、対象のイメージをわざと狭めておくことで、 これから展開していく歴史のドラマ性を際立たせています。 嵐の前の静けさとでもいえるでしょうか。 しかし最も肝心なことは、開化期というのが、どの国の人間にとっても、 命をかけた重要事であるという点でしょう。 当事者たちにとって、国の大小はあまり関係のないことなのです。
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